「自分で書いた」と、どう示しますか。
文章が誰の手によるものかを問われる場面が増えています。
書く側
提出するとき、自分で書いたことを示す材料がありません。渡せるのは完成した本文だけで、そこに至る過程は残りません。
読む側
受け取った文章が誰の手によるものかを問われても、確かめる手立てがありません。手元にあるのは完成した本文だけです。
書いた過程を、そのまま残す
執筆のプロセスをタイムラプスで記録
打鍵・削除・IME の確定・貼り付け・取り消しまで、編集の操作をひとつずつ記録します。記録は切り離し、本文と証明書だけを提出することもできます。
自分が書いたことを示せる
記録はハッシュチェーンでつながれ、著者の鍵で署名されます。タイムスタンプ(RFC 3161)を付ければ、その時点で記録が存在したことを第三者に示せます。
何を貼り付けたかを示せる
外部から貼り付けた文字、機械が生成した文字を、本文の中で色分けして表示します。貼り付け元の URL も記録されます。
文字の出自は、色でわかる
本文の一文字ずつに、それがどこから来たのかが残ります。自分で打った文字と、貼り付けた文字を、書いている最中に見分けられます。
- 外部から貼り付け
- 他のアプリやブラウザから貼り付けた文字
- 機械が生成
- 自動修正・補完・AI による文字
- 記録開始前
- 記録を始める前から本文にあった文字
- 由来を特定できない
- 記録から由来をたどれない文字

導入をご検討の方へ
教育機関の方へ
レポートや論文の提出に、本文とあわせて執筆の記録を求めることができます。学生は自分が書いた過程を示せ、確認する側は、完成した本文だけでは分からない情報をもとに判断できます。
新人賞・公募の主催者の方へ
応募要項に、執筆の記録の提出を加えることができます。応募作がどのように書かれたかを、応募者自身が示せる形で受け取れます。
個人制作の方へ
書き上げた作品に、執筆のタイムラプスを添えて公開できます。白紙から一文字ずつ積み上がっていく過程は、完成した本文だけでは伝わらないものを読み手に届けます。
証明できること
Langpot が証明できることには境界があります。導入をご検討いただくうえで必要なことなので、できないことも併せて記します。
証明できること
- 記録した後に、書き換え・削除・挿入・並べ替えが行われていないこと
- 記録が、その著者の鍵で署名されていること
- タイムスタンプを取得した時点で、その記録が存在していたこと
- 確定(ファイナライズ)した後に、追記が行われていないこと
証明できないこと
- ひとつひとつの操作が記録された正確な時刻(タイムスタンプの間は自己申告です)
- 人がその場で入力したということ(あらかじめ用意した文章を機械で打ち込んで作った記録は見分けられません)
- 秘密鍵が第三者に渡った後に作られた記録の著者
- 記録を始める前から本文にあった文字の出どころ
- 確定した記録の末尾を切り落とした複製(ファイルだけでは、まだ確定していない記録と見分けられません)

よくあるご質問
現在はベータ版のため無料でお使いいただけます。正式版の価格は未定です。
macOS(Apple Silicon)、Windows(64bit / ARM)、Linux(x86_64 / ARM)に対応しています。macOS 版は Apple Silicon 専用で、Intel の Mac 向けの配布はありません。
編集の記録を収めた Langpot の履歴ファイルです。本文だけでなく、そこに至る操作の記録と署名が入っています。ファイル形式の仕様は公開されているため、Langpot 以外の道具で検証することもできます。
外せます。本文だけをテキストファイルとして書き出せるので、記録を渡すかどうかは書いた方が選べます。
書いた内容そのものが送信されることはありません。記録はお使いの端末の中に保存されます。外部との通信が起きるのは、起動時の更新の確認と、タイムスタンプを取得するときです。タイムスタンプの取得は既定では無効で、有効にした場合もタイムスタンプ局へ送るのはハッシュ値だけです。どちらの通信も設定で切れます。
履歴ファイル(.lpt)を受け取った方が確かめられます。Langpot に検証の画面があるほか、ファイル形式の仕様が公開されているため、独自に検証する仕組みを作ることもできます。
